ロボットパークひろしま(三光電業さま)にて MUSHIKAGO の検証を行いました。

今回、ひろしま産業振興機構さまの紹介で、三光電業さまが運営するロボットパークひろしま(https://www.sumnet.co.jp/showroom/)にて、MUSHIKAGO の検証を実施いたしました。

ロボットパークひろしまでは、ロボットアームや国内外の最新の制御機器が設置されており、見学や検証ができる施設となっています。制御システムを導入している多くの企業が本施設を利用し、新しい機器や装置の導入検討を行っています。

図1:検証したロボットアーム

今回は図1のロボットアームと同じネットワーク環境に MUSHIKAGO を接続し、ロボットアームやそれらを動作させるための制御システム、および周辺機器等が正しく検出でき、それらのセキュリティリスクを洗い出すことができるか検証いたしました。

検証の結果、存在するすべての制御システムと関連デバイスの特定、制御システムのメーカーの特定、制御システムを操作する通信の検出、および各デバイスのセキュリティリスクを把握することができました。

図2:ロボットアームを制御する PLC や関連機器

今回検証したロボットアームは、図2のように PLC を使って制御されていました。PLC を利用することで、制御盤をよりコンパクトにすることができ、複数の機器との連動やデータ連携も円滑に実施できます。今回の検証では、PLC が通信するプロトコルを検出することもできました。

MUSHIKAGOでは、このような PLC の検出ももちろん対応しており、PLC が利用する通信の特定も可能です。特に大規模な制御システムの設備を運用している組織では、存在するシステムや機器を正しく把握できていないケースも多くあります。MUSHIKAGO では、図3のように存在する機器を正しく検出することができるので、デバイスの可視化としても利用することができます。

図3:MUSHIKAGO のデバイス可視化機能(本記事の検証とは異なる環境)

今後もMUSHIKAGOを様々な環境でセキュリティ検証を行い、脅威となるサイバー攻撃に対抗できる製品として日々開発を進めていきます。MUSHIKAGOは無償トライアルも行っていますので、ぜひ興味がある方は問い合わせフォームからご連絡いただければと思います。

MUSHIKAGO についてはこちらから
https://powderkegtech.com/ja/mushikago-jp